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リオデジャネイロ日本商工会議所 坂本会頭のご挨拶


この度、2024年3月開催の臨時総会においてご承認頂き、リオデジャネイロ日本商工会議所会頭に就任致しました、三井物産の坂本です。この場をお借りして、70年近い歴史ある本会議所の活動における皆様方の常日頃のご理解とご支援に改めて御礼申し上げます。

リオデジャネイロに赴任して約3年が経過致しましたが、2000年代にサンパウロに駐在をしており今回2度目のブラジルとなります。本会議所の活動には2年半ほど理事として参加させて頂いていたのですが、今般会頭就任にあたって、改めて商工会議所の定款に記載される会議所の目的を調べたところ、1行目に「日伯関係当局及び各種団体と密接な協力のもとに、両国間の商・工業・文化及び友好関係を促進する」との記載あり、改めて活動の幅の広さを認識すると共に、会員の皆様や本会議所を取り巻く環境を見直してみました。

リオデジャネイロに拠点を置く日系企業は重厚長大産業に従事している企業もしくは部門が多く、また既に歴史を積み上げ独自にネットワークを構築されています。一方、このリオデジャネイロ自体の工業発展が他州に比べ苦戦していることもあり、結果として2次産業・3次産業の活動拠点はサンパウロに集約されてきているという現状もあります。

世界の流れを見ていると、2000年代に発生した金融危機以降、お金の価値が下がり、ビジネスにおける競争力の源泉は財務的資本だけでなく、人的資本が多く必要となってきています。更に、ソーシャルメディアが新たな繋がりを作り、更に新しい価値観を生み出しています。そしてコロナ禍を体験した事で、個人と組織の関係も見直され、仕事や私生活、そして人生における価値観も大きく変容してきており、この変容の動きは今後も続くものと思われます。

ロシア・ウクライナの紛争に加え、イスラエル・パレスチナでの争いも不透明感を増している中で、経済・文化・宗教などあらゆる世界地図が大きく変わっていく・加速していく事も予見されます。
このような世界において、本会議所として「商業・工業・文化・友好の活動促進」に向けて何が出来るか、何を維持して、何を変えていき、どんな機能が活用されるのか、そして何が我々の幸せなのか、使命なのか、を皆さんと考えて参りたいと存じます。

足元ですが、2024年11月には、リオデジャネイロでG20サミットが開催され、2025年には日伯外交関係樹立130周年やCOP30など、ブラジルを舞台に世界・日本と関わりの大きいイベントが目白押しとなります。繰り返しとなりますが、皆様方のお知恵・ご協力を頂きながら、商工会議所としての活動を行って参りますので、何卒ご指導ご鞭撻のほど宜しく申し上げます。


2024年3月
リオデジャネイロ日本商工会議所会頭
坂本 聡

バナースペース

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